今月おススメの職種!
施行管理職とは?
仕事内容や年収、男女比、やりがいや魅力をご紹介します!
施工管理職とは、建築に関する工事全般の施工管理を行う仕事を指します。
商業施設、公共施設、一般住宅など、さまざまな建物の施工管理を行います。
施工管理以外にも、職人や各社とのスケジュール調整なども仕事の一つです。
工事をスケジュール通りに進め、さらに作業員が安全に作業するための管理能力や責任感が問われる仕事です。
☆施工管理職の平均年収
施工管理として働く人の平均年収は約440万円で、全体の業種の平均よりもやや高めです。300~500万円台の層が最も多く、次に多いのが300万円未満、500~600万円と、年収に幅があります。
施工管理は資格がなくてもできる仕事ゆえに、資格の有無で年収が大きく変わるのです。施工管理の上位資格である1級施工管理技士を取得していると、平均年収よりも高くなる傾向があります。施工管理職として年収アップを目指すのであれば、資格の取得は必須といえるでしょう。
☆施行管理職の男女比
工事現場の仕事に就く女性も増えつつありますが、施工管理の仕事では5%と、女性の比率はまだまだ低いのが現状のようです。しかし、女性の視点は細かい部分に気が付くため、あらゆる管理を行う施工管理の仕事に役立つことも多くあります。女性が働きやすい職場作りを推進する企業も増えているため、今後は施工管理の仕事で活躍する女性も増えるでしょう。
☆施工管理職の仕事内容
全ての施工管理に共通する「施工計画」「工程管理」「安全管理」「品質管理」を、建物に関わることで行うことが主な仕事となります。
対象が「建物」となりますので、他の施工管理職に比べても携わる範囲が広いのが特徴です。
また、施工計画~工程管理が、建物の基盤や外観に大きく影響しますので、慎重に進めなければなりません。
携わる範囲が広い施工管理であるため、大変なこともありますが、建物は残り続けることも多いため、やりがいを感じることができるでしょう。
☆施工管理職のやりがい・魅力
◇仕事の需要があることの安定性
施工管理の仕事は新規建設だけに留まらず、老朽化による建て替えなど需要の高い仕事です。そのため、施工管理の職は簡単に衰退することはなく、建物がある限り仕事があるという安定性は施工管理職ならではの魅力でしょう。
◇形に残る仕事ができる
建設の仕事は後世に残る建物を作ることである為、完成した建築物はいわば「大きな作品」です。施工管理として建設に携わることで、作業員と力を合わせて作ったと胸を張っていえる大きな誇りとなるでしょう。また、住宅の建設においては、お客様にとって一生に一度の大きな買い物です。満足いく住宅を建設するために管理に携わることで、お客様に喜んでもらえるのも、施工管理のやりがいといえます。
★建築施工管理技士はスペシャリストの証
施工管理職は、工事がスケジュールや設計図通りに進んでいるか、作業員が安全に作業できるかなど、現場管理を行う仕事です。
建物を竣工まで導くために欠かせない人物です。
そんな施工管理職のスペシャリストが、国家資格を取得した「施工管理技士」です。
資格の有無により、携われる現場の規模や年収が大きく異なります。
キャリアアップを考えているなら、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。